HSPの私に保育士は向いていなかった&保育士を目指す人へアドバイス

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私が保育士に向いていない理由と、これから保育士を目指す人へのアドバイスをお伝えします。

HSPとは?

HSPとは、生まれつき感受性が強くて人一倍敏感な気質のある人のこと。
繊細さんの本やネット上に「HSPチェックリスト」が紹介されていますが、私は全該当。

HSPは外向型・内向型に分かれる。
私は内向型。もともと超インドア派。
人一番、人間関係が苦手なので、HSP気質が存在することに救われました。

保育士になった理由

子どもが好きだから!
単純だけど、これだけ!

子どもたちの成長のお手伝いができたらな。と。
最初はカワイイ子供たちに癒された!
成長していく姿に喜び!充実!
していたように思われたが・・・

月日が経つにつれて「あれ?人間関係が辛い」「休みがない。というか休めない」などなど。保育園に足が運べなくなり、約5年で退職してしまいました。

その後、保育士に復帰したことはなく、あちこちOLをしています。OLも女性の人間関係が大変なので、合っているとも言えませんが。

HSPの私が保育士に向いていないと思う理由

職場の人間関係

私の中でダントツ1位の理由。
HSPの人は、良くも悪くも感受性豊かなので、人からのストレスを人一倍感じます。

そんな気質の人に女性社会という、独特の陰湿な世界はかなりキツイですね。
男性がいない=他の目を気にしなくていいから、好き勝手にズバズバ言ってきます。

私はハッキリ言えない性格で、それが見た目にも出ていたので、陰湿なイジメの対象になりやすかったと思います。

主任、お局先生が一番エライ。主任のいうことは絶対。
保育は答えがない分、先輩の言うことは絶対。
自分を気に入った子供がいると、やきもちを焼く先生もいます。
色々と面倒です。

◆保育実習の時は
私「何かやることありますか?」
先生「あ゛ー。先生方の上履き、洗っておいてー(-_-)」
毎日こんな指示だけ。こんな園に行った私は、運が悪かったと思いますが、陰湿な人間関係はベースにあると思っています。

◆一週間で辞めた、とある保育園では
保育士退職後、カレンダー通りに休める駅前保育園にアルバイト勤務してみたのですが、もう保育園内の団結が出来ていて、よそ者は排除みたいな感じで。
勤務した1週間、職場のドンである主任からは毎日無視されました。他の先生もキツイ話し方でした。

きっと普通の人でも辛いのに、人に敏感なHSPには辛すぎる環境でした。

休めない・休みがない

私は私立の保育園だったせいか、経営的にもギリギリの担任数で、熱が出ようが、腹痛だろうが、休めませんでした。

職場のドン。主任がそういう考えだったからです。
「いや、休まないと子供にうつるやん!」と思いましたが、担任が休んではクラス崩壊になるだけ。
それも分かるけど、誰かが休んでも回るように考えておくのが、園の責任では?と思ったり。

有休なんて1度も取ったことないです。
退職してOLになった時に、初めて「有休」という存在を知りました。

時間外労働・サービス残業は当たり前

平日20、21時までのサービス残業は当たり前。
休日も家で制作物を作る毎日。
卒業後、初めての就職だったので、労働条件や残業手当をしっかり確認せず、就職してしまいました。

とはいえ、保育業界はサービス残業、当たり前なのでは?と思っています。

勤務時間が18:00までだったとして、お迎えが5分、10分遅れた親御さんがいたとしたら、「はい、18:00で帰ります」って言えます?

性格の問題かもしれませんが、そばにいるカワイイ子供の顔を見ていると、私は言えませんでした。

安い給料

田舎ということもあり、そもそもの基本給が低かった。
手取り12万ほど。
そして、なんと、なんとですよ。
園児のおやつは、先生方が買ってくる風潮だった。もちろん自腹。
当然、手取りはさらに低くなる・・・
まぁこれは、普通はあり得ないことですね。
園児数80名ほどの小さな園でしたが、とにかくあり得ない。
こんな園はないですよ。きっと。絶対に。
あ、話がズレた。

保育士の給料が上がるとはいえ、あまり期待できない。と個人的に思います。
1万円上がったとしても、もともとが低い。
そして、あの仕事量。休みなしでこの給料なんて、私はヒドイと思います。

保育士の給与改善がニュースになることも増えましたが、根本的な解決にはならないと思っています。

動画発見

ひろゆきさんの切り抜き動画発見!
「え゛。保育士やったことないのに、よくお分かりで!」と感動

保育士になりたい人へのアドバイス

公立保育士(公務員)になるべし

保育士は大変なこともあるだろうけど、やっぱり保育士になりたい!という人は、
人間関係、給与、福利厚生、全て揃っていることを考えると、公務員一択かなと。

正直、私はなんとなく保育士になったという感じでして、公務員試験を一度受けて落ち、その後も勉強や再試験に挑戦しませんでした。ダメ人間ですね。

私立なら、1日実習で現場を見るのがオススメ

保育実習先に、そのまま就職が決まる人がいます。
そういう場合は、園の雰囲気や先生方の性格など、チェックできるので、一番分かりやすいですね。

求人票を見て就職する場合は、園の説明会や、1日実習を申し出てみるとか、実際に中に入る経験をしたほうがいいです。合うか合わないかは、1日で分かると思いますよ。フィーリングも大事ですし。

そこで、勤務形態(退勤時間に帰れているか)も目で見ることもできます。
話しやすい先生ができたら、有休取れるか聞けたらラッキーですね。

実習なんて面倒かもしれませんが、就職して1日目で「あれ、違う!」と後悔するより、事前に調査したほうが絶対にいいです!

オープニング保育園もチェック

「4月オープン」などの求人があれば、ルールも人間関係もゼロからスタートできるのが大きなメリットです。「未経験だし、先輩の指導もらいながら仕事したい」という1年目保育士さんでしたら、もちろん普通の園がいいかもしれません。しかし、みんなで話し合い、協力しながら進めていく形でも実力は付くと思いますよ。

クリニックの保育士も一案

歯医者さん、婦人科などのクリニックには、キッズコーナーが設置されているところがあり、「受付兼保育士」という求人募集をしているところがあります。求人数は少ないですが、保育士を専攻した方は優しい方が多く、保育士から医療事務になる方も多いです。
受付業務に抵抗がなく、結婚・出産後も働きやすい医療事務にも興味がある方は、クリニック勤務を視野に入れるのもアリ!

自分の体力を把握しておく

保育士は体力仕事です。健康第一。
オリンピック並みの体力がある人じゃないと持たないのでは?と思うほど大変でした。

そして、腰や膝を痛める人もいます。私は膝を痛めました。
体力とは違いますが、子供から目が離せないので、なかなかトイレに行けず、膀胱炎になった先生もいました。きっと真面目な人がなってしまうのかもしれませんが。

強い志を持って保育士を目指すなら、日ごろから体力作りするといいかもしれませんね。

セカンドキャリアを考えておこう

念願の保育士勤務!おめでとう!
しかし、実際に働いたら、理想と違った。あ
これはどの職種でもあり得ることかもしれません。

保育士を目指しているときに、他のことなんで考えられないですよね。
私も考えたことありません。なので、勝手に理想を話しています。

保育士は一般企業と違うので、役立つ経験が思い付かないかもしれませんが、どの職種に転職しても、けっこう印象いいはずですよ!

保育士=明るく優しい印象
保育士=子ども、同僚、親御さん対応など、コミュニケーション能力があると思われる

これって一般社会に必要不可欠ですから。
散々話しましたが、まぁ『どうにかなる!』と言えば、なりますね。きっと。
結局あいまいですみません。

人生は一度きり。なんでもやってみよう!

あーだこーだ言いましたが、人生は一度きり!

気になったこと、やりたいことは、一度やってみるのが一番!

子供の命を預かる保育士は、正直大変ですし、体力が持つ持たないもあります。

繊細さんだからこそ、きめ細かくサポートできる長所もありますが、敏感なので、人間関係に辛い思いをするかもしれません。

でも、やっぱり子どもはカワイイ!

私は良い園に恵まれず、トラウマになっており、保育士に再挑戦する勇気が持てずにいます。
それに、もう40歳なので、フルで働く体力もないです。

もしまた、保育士をしたいと思う時がきたら、アルバイトのような単発か、ボランティアでお手伝いにいくのが、私には合っているように思います。

まとまらなくて、すみません。
何かひとつでも、あなたの未来設計のヒントになることがあれば嬉しいです。

保育士
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