IT苦手意識すらある文系女子ですが、ITパスポート一発合格できました。 ITパスポート は6割以上で合格できるので、ちゃんと勉強し、どうしても分からない問題は諦めるという勇気も持てば、合格できると思っています。
ITパスポートを受験したきっかけ
ITパスポートを受験した時、私はなんの取り柄もない契約社員OLでした。
超文系。IT知識ゼロ。むしろニガテ意識あり。数学アレルギーあり。
もともと保育士だったので、「正しいブランコの乗り方」「折り紙の折り方」なら得意です。
なぜ、この資格を知ったかというと、IT企業勤務の姉と夫にすすめられたからです。世の中のIT化が進んできて、 パソコン使えるだけでなく、ITスキル必須だと考えさせられ、勉強することにしました。
勉強を頑張れた理由
始めて聞くばかりのIT用語に、心はすぐ折れました。
二進数?パソコンは0と1の世界?脳内停止です。
それでも踏ん張って頑張れば理由は、そのときOLをしていた職場の同僚と、同じ人間になりたくなかったからです。
女性あるあるですが、特にOLは、仕事中なのにどうでもいい話やグチが絶えません。私もOLでしたが、私はそういう人たちが苦手です。
そんな話をしているヒマがあるなら、効率よく仕事ができる方法を考えたら?とか思ってしまいます。
偉そうですね。自分だって仕事ができるタイプではありませんが、技術職の夫が残業帰宅後も勉強している姿を近くで見るようになってから、そういう思いが強くなってきました。
自分がこの環境から脱出するには、自分のレベルを上げるしかない!
その強い思いから、心折れずに勉強を続けることができました。
転職したい。この会社を辞めたい。など、強い目標があると原動力になりますよね。
ITパスポート試験とは?
ITパスポートはIT系の基礎知識を証明できる資格であり、国家資格なんです!
履歴書に堂々と書いてアピールできますね。
プログラミングなどの技術者でなくても、誰でも受験できます。
ITパスポート試験 公式ホームページ
2021年11月現在
・出題方式:四肢択一式
・出題数 :100問
・受験時間:120分
・受験料金:5,700円(税込) ※2022年4月分より7,500円に値上げ。
・合格基準:600点以上/1,000点(総合評価の満点)
・受験方法:CBT方式(テストセンターに行ってコンピュータで受ける試験)
・受験日 :試験日の3カ月前から予約可能。希望の会場と時間に空席があれば前日でも申し込むことが可能
私のITパスポート勉強法
勉強期間は約3ヵ月
ITパスポート合格に必要な勉強時間は約100時間といわれています。私は本気の初心者だったので、3ヶ月(1日2時間×90日=180時間)としました。勉強しない日もありましたが、お昼や移動中のスキマ時間も勉強したので、トータル180時間以上はしていたと思います。
独学で勉強
ITパスポートは独学で合格できるとアドバイスもらったので独学にしました。今はYoutubeで解説動画もありますし、テキストや過去問をちゃんとやれば独学で十分合格できるはずです!
一度 過去問を解き、実力チェック
>>ITパスポート試験ドットコム
こちらは過去問で有名なサイトです。
勉強を始める前に現時点の実力をチェックしました。私は合格点の半分もいってなかったですね。今後、どれだけ勉強する必要があるのが、最初に認識しておくことも大事ですね。
紙のテキスト購入
資格勉強をするなら、紙のテキストをおすすめしたいです。直接書き込めますし、「あのページの右上に載ってたな」と記憶も辿りやすいからです。
購入したら、意味が分からなくても2,3回流し読みしました。その後は過去問を繰り返し、辞書的にテキストを見返すのに使用しました。
過去問を解きまくる
>>ITパスポート試験ドットコム
先程の過去問サイトで問題をひたすら解きます。
このサイトのおかげで合格したといっても過言ではありません。
ログインし、受験予定日を設定するとカウントダウンも表示してくれます。問題の解説も丁寧で、テキストを見なくても理解できるレベルです。
過去問を解くと最後に点数が出ます。合格基準が「600点以上/1000点」ですので、余裕を持って800点以上を安定して取れるようになれば、合格できる可能性が高いという判断材料になります。
通勤移動中は過去問を解く
朝、帰りの電車移動中は、先程の過去問サイトを解いていました。「計算問題を出題しない」という設定もできるので、紙とペンがなくても出来る問題を選んでいました。
お昼休み30分ほども勉強時間にあてた
私は一人でお昼を取りたいタイプなので、時間も容易に確保でき、もくもく過去問を解いていました。スキマ時間はYoutubeの解説動画を見るもの有効ですね。
分からない箇所はノートに書き出す
IT系の試験を受けるのに原始的ですが、私は書かないと覚えられないタイプです。Word、Excelなどでまとめてみたのですが、どうも頭に入ってきませんでした。
覚えられない言葉は語呂合わせで乗り切った
BPO、BCP、BSCなど、似たような略語がよく登場します。英語を理解したほうが覚えやすいと言いますが、私は英語もニガテで脳みそが追い付かず。適当な語呂合わせで乗り切りました。
計算問題は諦めた
2進数の変換計算など、どうしても理解できない問題がけっこうありました。計算を諦める代わりに、語句は確実に覚えるなど、他の問題でカバーすれば600点以上は取れると思います。私はこれで乗り切ったので。
IT系の仕事に就くことを考えれば、理解しなければ仕事にならないので、得策ではありません。しかし、資格に合格するためには、とにかく600点以上取ればいいのです!
私が使用した参考書2冊
ITパスポート最速合格術 ~1000点満点を獲得した勉強法の秘密 2019年発売
たこ焼き屋を例に説明している部分があり分かりやすいです。合格点を取るための覚え方術、計算術は実際の試験で活かせました。
(音声講義・全文PDF付) 文系女子のためのITパスポート合格テキスト&問題集 2016年発売
初心者、文系女子向け。素朴な疑問も会話形式で書かれていて、表紙や中身のピンク系でカワイイです。音声講義・全文PDF付でかなりお得なのですが、私が受験したのは2018年。これは2016年発売の本で、それ以降、新刊が出ていないようです。
ITパスポートおすすめ参考書
どれも初心者向けで読みやすいと思った参考書です。
キタミ式イラストIT塾 ITパスポート
イラストベースで、テキストというよりマンガを読む感覚です。ITをイメージで覚えやすくしてくれています。各章の終わりに練習問題もあります。
かんたん合格 ITパスポート教科書
令和4年度版は2022/2/3発売予定。
略語に読み方が記載されていて初心者にはありがたいです。POPが「ピーオーピー」なのか「ポップ」なのか、私は分からないレベルだったので。 PDFテキストも付いていて、テキスト代自体も低価格です。
この1冊で合格! 丸山紀代のITパスポート テキスト&問題集
オールカラーで図解がたくさん載っています。 書籍と連動した丸山先生の動画講義もYouTube上で無料配信されています。私が受験したときにこの本が発売されていたら使用していたと思います。
イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室
ネコちゃんがイメージで説明してくれるので記憶に残りやすいです。IT本では人気のシリーズらしいのですが、超初心者の私には分かりづらい表現が多く合わなかったです。
自分に自信がつく
IT未経験者だけどITの勉強できた!というだけで大きな自信になります。
「ちゃんと勉強すれば知識はつくんだな」と、当たり前のことに感動します。
IT化が進んで、事務職、OLの仕事は減少傾向にあります。ピンチ。
2020年からプログラミング教育が小学校で必修化されましたし、この勢いでプログラミングを覚えてみたい!
でもまだ、未知の世界ってイメージです。
これをきっかけにITガール目指せるよう、もがきたいと思います。
まとまってませんが、何か少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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